多摩信用金庫さんが、未来を担う日野の子どもたちに向けて、お金に関する知識が学べる本を20冊セレクトして、日野市内の小学校17校に贈呈しました!
今回は贈呈式の様子と、贈呈された20冊をそれぞれ詳しく紹介していきます。
ぜひおこさまと一緒に読んでみてくださいね。
たましんRISURU文庫とは?
子どもたちにお金のことを学べる機会を持ってもらいたい、という思いでスタートしたのが「たましんRISURU文庫」の始まりです。
多摩信用金庫では子育て中の職員が中心となって、パパママに向けたWeb コンテンツ「たまちっぷす」(https://tama-tips.jp)を運営しています。
たましんRISURU文庫は、この「たまちっぷす」 編集部が発案したものです。実際に編集部の皆さんが子どもに読んで貰いたい本を20冊厳選しています。
たましんRISURU文庫では幅広いトピックをカバーしています。
- お金に関する基本的な知識
- お金の大切さ
- 資産運用
- 節約術
- 投資
漫画やクイズなど友達や家族みんなで楽しめる本もあるのがうれしいね!
RISURU文庫一覧
「たまちっぷす」 の記事作成において、金融に関する児童書を自治体の図書館で探したところ、蔵書の数自体も少なく、 ごく一部に限られており、 実用書は 10 年以上前の発行のものなど時勢にそぐわないものが多いのが実状でした。子どもたちには暮らしや心が豊かな人生を送ってもらいたい。そのためには、 お金の大切さを学ぶことが不可欠です。 そこで、多摩信用金庫のエリアである多摩地域小学校の図書館に図書を寄贈することといたしました。 学校であれば、平等に多摩地域の子どもたちにお金に関する知識を学ぶ機会を提供することができます。さらに、寄贈する本で知識を得られるだけでなく、 親子のコミュニケーションを豊かにする効果も期待しています。(多摩信用金庫News Releaseより)
【お金について学ぼう】子どもと読みたい20冊を早速紹介!
1.おかねはどこからやってくる?
「ぼくにはどうしてもほしいものがある」でも、欲しいものを手に入れるためには、「お金」が必要。
お金って、大切。でもなぜ大切なの? どうすれば手に入るの?
遊びながら、楽しみながら「お金」について学べる大人気セミナー「キッズ・マネー・スクール」の人気講師が、生きるために大切な「お金」と「仕事」の関係を絵本で教えます。お金の不思議を探すワクワクの旅に出よう!
2.おかねをかせぐ!
今すぐお金持ちで人気者になりたいうさぎのバンちゃん。でも、そう簡単にはいきません。
お母さんは教えます。
毎日少しずつ、歌手に近づいていくのよ。
好きなことを一生懸命やって、お金がもらえれば、とても気持ちがいいわ。
それが働いてお金をかせぐってこと!
たくさん努力すること。
好きなことに打ち込むこと。
どれも将来お金をかせぐことにつながっていくんだよ。
シンプルなストーリーで、お金の基本を子どもと学べる絵本。
3.おかねをつかう!
うさぎのくにでは、にんじんがお金。サニーがおこづかいのにんじん3本を使っておもちゃを買うまでを描きます。
物の価値の違いや、買うために選択するということ。
お金の基本中の基本を小さい子どもたちと一緒に考えられる、子ども向けお金教育の1冊!
お金を使うって、思ったより難しい。
でも、おこづかいで何を買うか考える過程で、自分がほしいものがはっきりするんだ。
子どもが初めてお金について考えるきっかけを作ってくれる絵本。
4.買物絵本
お金で買える便利さと不自由さ、暮らしと経済を見つめ直す、新しい考察絵本。「お菓子を買うと、虫歯を買うことになる・・・」といったように、買えるものが物だけではないということを、五味さん流に教えてくれます。
5.もりにいちばができる
きつねが、ぶどうをあげたら、たぬきは、おれいにりんごをくれました。きつねは、うれしいきもちになりました。経済の基本をわかりやすく説く、楽しみながら学べる絵本。
6.おとしだまをいっぱいもらうコツ
おじいちゃんの植木鉢を割ってしまったモンタ!「べんしょうする」と言ったのは、実はもうすぐお正月だから。モンタにはお年玉という強い味方があるのです。あれ? だけど、買いたいゲームと、残しておく分も考えると、このままでは足りないぞ……。「こうなったら、お年玉ばいぞうさくせんだ!」そう張り切るモンタですが……。
7.100円たんけん
コンビニや100円ショップはとてもべんり。
でも、まちでは、100円で何が買えるんだろう?
ぼくとお母さんは、商店街をたんけんしてみることにした。はかりうりしているお肉屋さんで、100円ぶんのお肉を買ってみよう。
魚屋さんに100円で買えるものはある?1800円のケーキ、100円ぶんならどのくらい?八百屋さんは? お寿司屋さんは? パンやさんは?
子どもたちにとって身近なねだん「100円」で買えるものをくらべてみながら、お金のやくわりや、もののねうちについて、考えるきっかけをくれる絵本。読めば、ふだんのおこづかいの見方がちょっと変わるかも!?親子で楽しめる、はじめてのお金絵本です。
8.しょうじき50円ぶん
弟とたこ焼きを買って帰ってみると、おつりが 50 円多かった。正直に言って、たこ焼き屋のおじさんに返すか、それとも、知らん顔してもらっておくか。さて、どうしよう?
町の大人との関わりが、兄弟の心の成長を後押しする、さわやかな物語。人情味あふれる読後感がすがすがしい絵本。
9.めいちゃんの500円玉
道でひろった500円玉がしゃべりだし、「オレさまで、すきなものを買いなよ」といいました。さて、めいちゃんは…
10.歯みがきつくって億万長者
アイデアあふれる少年が、手づくり歯みがきで、なんと大金持に。いつのまにか経済のしくみがわかります。
11.学研のクイズ図鑑 お金のクイズ図鑑
街中でよく見かけるものや学校にあるものの値段は? また、お金の歴史や種類、世界の珍しいお金、お金にかくされた秘密を楽しく学び、生活の中で感じるお金の疑問に答える。全100問、3択クイズで遊び感覚で取り組める。
12.あそんでまなぶ はじめてのおかねえほん
未就学のお子さんでもわかる!伝わる! はじめての「お金教育」えほん
●はじめて「おこづかい」を渡すときがお金教育のチャンス!
●クイズ、めいろ、えさがし、パズルがもりだくさん!
●すべてひらがな・カタカナで6才から自分でよめる
●遊びながら楽しく読むうちに、お金の大切さもお金の使い方も経済のしくみもわかる作り 社会の血液にもたとえられるお金。
キャッシュレス時代だからこそ子どもたちに教えておきたいお金の基礎知識を、楽しくわかりやすく1冊にまとめました。 お金教育は、そろそろ「おこづかい」あげようかな...というタイミングが適期です。 ユニークなナビキャラと、クイズやパズルなど参加型のしかけで、遊びながら学べます。
13.池上彰のはじめてのお金の教科書
お金と世の中のしくみを知ることは、これからの時代を生き抜く力を身につけることです。お金をかしこく、上手に使うための正しい知識をわかりやすく、楽しく解説。
14.マンガで覚える 図解 おこづかいの基本
本から取り外して使えるおこづかい帳つき!いちばん身近な“おこづかい”からお金の知識を学ぼう!
ストーリー仕立てだから、マンガを楽しく読み進めるうちに健全な金銭感覚が身につけられます。
15.おこづかいの賢い使い方
買うか?買わないか?幸せなお金の使い方って?小学生のための「お金と経済」の本! 韓国で、経済哲学を子どもに面白く伝える教養書を多数出版している著者が、金銭教育、賢く消費するための考え方をわかりやすく解説。コラム「おいしい経済知識」収録。
16.ドラえもん社会ワールド お金のひみつ
ドラえもんを読んで貨幣の歴史や経済を学ぶ
現在8巻まで刊行され累計部数54万部を超える「ドラえもん科学ワールド」シリーズにつづく、ドラえもんの新学習シリーズとして刊行される「ドラえもん社会ワールド」の第1弾です。
「ドラえもん社会ワールド」は、ドラえもんのまんがを楽しみながら、小学校の社会科で勉強する現代社会の様々な出来事や社会の仕組み、経済や産業、文化・地理などを学べる単行本シリーズになります。第1弾の「お金のひみつ」では、お金の歴史から始まって、貨幣の誕生、経済の仕組みや税金・為替など、様々なテーマをわかりやすく解説します。おこづかい帳の付け方といったお金に対するリテラシーをアップさせるページもある、小学校低~中学生向けの格好の経済入門書です。
17.高すぎ?安すぎ!?モノのねだん事典
身の回りにあるさまざまな「モノ」の値段にまつわる面白知識を、気軽に楽しめる雑学読み物。「宇宙服は10億円、そのうち9億円は生命維持装置」、「動物園のライオンとキリン、どっちが高価?」、「除霊は霊能者より神社に頼む方がお得」など、知れば思わず誰かに話したくなる、とっておきの雑学が満載!
18.10歳から知っておきたいお金の心得 大切なのは稼ぎ方・使い方・考え方
消費増税やキャッシュレス化など、時代を追うごとにどんどん変化していく日本のお金事情。
現代の大人たちは、子どもの頃、どのような「お金教育」を受けて育ってきたでしょうか?
お金に関する話は「タブー視」されているかもしれません。
しかし、お金についての正しい「思い」や、正しい「願い」を持ってお金と接することは、子どものころから必要なのです。
本書では、
●モノの値段が分かる「物の価値」
●今話題のキャッシュレス「未来のお金」
●お金を預ける「銀行」の役割
●会社を応援する「投資」について
●社会や私たちの暮らしを支える「税金」「社会保障」
これらを分かりやすく説明します。
また、
●子どもができる投資
●おこづかいトレーニング
についても提案!
お金について学ぶことは、社会の見方を考えるキッカケにもなります。
お金の使い方だけではなく、お金の稼ぎ方、社会や人との関わり方……。
将来大人になった時、大きく生き方が変わる一冊です。
19.10歳のあなたに伝えたい 未来が変わる お金の教科書
「お金のこと「知っている」と「知らない」では大違い!ついに、本年度から「学習指導要領」が改定され、高校で「金融教育」がスタートしました。昨今、これまで、遅れていると叫ばれてきた日本のマネーリテラシーが、2020年度の初等教育に始まり2021年度の中等教育と、日本の金融教育がどんどん盛んになりアップデートされてきています。また、書店の児童書コーナーでは「お金の教育」本をよく目にするようになりました。児童はもちろん、保護者の関心度が高いことの表れなのだと感じています。
そんな、関心度の高い「お金の教育」ですが、「知っている」と「知らない」とで、その後の人生を大きく左右することがあります。物価、キャッシュレス、景気、貯蓄、投資、税金、保険……など授業でも説明しきれないテーマがたくさんあります。また、お金の教育には早いにこしたことがありません。小学校高学年のうちにそれらの考え方を学んでおけば、きっとその子の『未来が変わる』ことでしょう。本書では、子供でも身近な金額である「1000円」を切り口にお金というものを解説します。保護者の管理下にある子供にとって、お金は近くて遠い存在。しかし1000円を切り口にすることで、グッと身近に感じるのではないでしょうか。
また、金融教育を受けていない親、祖父母世代には、考え方が古いままの大人もいます。
そんな大人にとっても、「金融」はハードルが高くても「1000円」は身近に感じ、本書でアップデートをして、子供に教えることできると考えています。
20.今から身につける「投資の心得」〜10歳から知っておきたいお金の育て方〜
Amazonこどもの社会学習&株式投資・投資信託カテゴリー「ベストセラー第1位」の『10歳から知っておきたいお金の心得~大切なのは、稼ぎ方・使い方・考え方』に続く第2弾!
前作ではタブー視されがちだった「子供に対するお金との接し方」を真正面から取り上げ好評を博しましたが、本作では「お金の育て方=投資」とさらに一歩踏み込んだ内容。
お金は稼いだり使ったりする以外に、育てることもできる。お金を育てることは、人生や仕事の選択肢を増やすことに繋がる!ということを「子供のお金教育のプロ」八木陽子さんが誰にでもわかるように解説した、投資の「超」入門書。「親子で一緒に学びたい!」「大人でも初歩から学びたい!」そんな方にオススメです。
まとめ
今回はお金について幅広く学べる「たましんRISURU文庫」贈呈式の様子と誕生のきっかけや、20冊それぞれの本の紹介でした。
ぜひこの機会にお金についてお子さんと楽しみながら向き合ってみてはいかがでしょうか。